広汎性発達障害(PDD) 障害特性(特徴) |
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@社会性の困難さ |
(他者との関わりに質的なゆがみや偏りがあること) |
例えば・・・表情やジェスチャーの使い方がぎこちない、視線が合いづらい、同年齢の人との交流が乏しい、他者との気持ちのやり取りが困難、他者の気持ちを察知しづらい、など。 |
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Aコミュニケーションや想像力の困難さ |
(意思の伝達や疎通に質的なゆがみや偏りがあること) |
例えば・・・言語発達の遅れがある、言葉はあっても会話にならない(会話の筋道を外れる、一方的に話す、同じ言葉を繰り返す、独特の言葉を使うなど)、過度にまわりくどい話し方、ごっこ遊びや真似っこ遊びが乏しい、など。 |
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Bこだわり |
(行動・活動・興味関心が狭く偏り反復的パターンとなる困難さ) |
例えば・・・特定の物や知識や活動に対する興味関心の過剰な集中(スタンプ収集や恐竜博士など)、実用的には意味のない特定の手順や活動への過剰なこだわり、手をヒラヒラさせたり体を前後にゆすったりなど同じ動作を繰り返すこと、など。 |
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Cその他の困難さ |
(感覚過敏や感覚鈍麻、恐怖反応、など) |
例えば・・・特定の音・光・匂い・味・触感などへの感覚過敏、暑さや痛みへの感覚鈍麻、多くの人にとってはなんでもないものへの強い恐怖(消火器やぬいぐるみなど人によって異なる)、自身の疲労感への鈍麻(倒れるまで仕事をする)、など。 |